「なぜプロジェクトは続かないのか?」について考える対話イベントを行いました
部屋の模様替えをして、家にいるのが楽しくなった広報担当のかげちかです。
先日2月20日(月)に、リーダー塾スピンオフ企画を実施しました。
今回は、リクルートコミュニケーションズ社の田中さん、仁科さんのファシリテーションのガイドを受けて、「プロジェクトはなぜうまくいかないのか?」について対話を中心としたワークショップを行いました。
ところで、このブログを読んでくださっている皆さまは、この問いに対してどんな答えをお持ちでしょうか?
かげちかの周りには、「そうそう。なぜかうまくいかない…」という人もいれば、「うまくいかない?そんなことはない。みんなやり方が悪いんじゃないの?」と言う人、みな意見はそれぞれ異なりました。
実際、2/20(月)当日にいきなり参加した人たちもみんな同じで、よかった思い出、つらくて思い出したくない話など、これまでの自分の経験からか感じたことを対話することから始まりました。
その後、うまくいったプロジェクト、うまくいかなかったプロジェクトの共通点を見つけ、そこからさらにワールドカフェ形式で深い対話を行いました。
印象的だったのは、最初は緊張した面持ちで参加していた方々も、時間の経過とともにお互いの関係性がよくなっていき、それに比例して意見がどんどん出るようになり、コミュニケーションの質も量も上がっていったこと。
講師の田中さんと仁科さんが、そうなるようにデザインしてくれたからなのですが、やはりプロジェクトの最初に、こうやってお互いの経験を話したり、プロジェクトの中でどういったことをすると成功するのか、関わるメンバー同士で意見を交わすことは、大事なことだなと感じました。
このプロセスをプロジェクト立ち上げ時に意識して盛り込むことで、お互いの仕事の仕方や、働く上での価値観など、意識しないと普段の会話では共有できないことを話すことができます。その結果、お互いの間に共感や安心感が生まれ、メンバー間の関係がよくなる。
それを今回のワークショップで、身をもって体験することができました。
コミュニケーションの質と量が変化して、お互いに信頼できる関係になれれば、苦しいときにもお互いに支えあえる。それが組織で働く楽しさであり、どうすればそれが実現できるのか、そのヒントがもらえた3時間でした。